アルバイト帰りにバスで寄り道をしてみたら。 “

地下鉄に乗ってアルバイトに行っています。
少し遠いところです。
ときたまプライベートでも通る場所ですが、その時はだいたい車で走っています。
ある日なんとなく寄り道をしようと思い、バスで帰宅しました。
バスは車よりもやや座るところが高いので、見える雰囲気も走る町並みも普段とは違います。
自分だったらめったに通らないような道もバスのルートなので走って行きます。
目新しい気持ちで、走るバスの中から外の街並みを見ていました。
何度となく通った道路のビルの屋上にふと違和感を感じました。
なんとそこには上半身裸で海パンを履いた男の人が双眼鏡を覗き込んでいるのです。
その人は一点をじっと見ています。
何を見ているのかな?とすら思いました。
しかし、季節は冬です。気温10度以下です。分厚いジャケット羽織らないと肌寒いそんな日にどうして裸でそんなことをしているんだろうと思い、私が彼をじっと見ていました。
通り過ぎる瞬間に気がつきました。
これは人ではないのです。
オブジェなのです。上半身裸の男性が双眼鏡を覗いているという、オブジェだったのです。
誰が何のためにこんなものを設置したのかはわかりませんが、普段車を運転してる時には全く気がつきませんでした。
同じ道も何度も走ったことあるし、ビルの前を何度も通ったことがありました。
少しでも見る視点を変えると、知ってる街すら見え方が変わってくるんだなあと思いました。
今度その人を主人に見せてあげようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です